2022年7月8日、安倍元首相が銃撃されて亡くなりました。容疑者として逮捕されたのが山上徹也、41歳です。
7月19日のひるおびに八代英輝 弁護士が出演。
番組では山上徹也がツイッターで発言していた内容が特集されました。それらを見た八代弁護士は『山上徹也はマザコン』と指摘しました。その内容について文字起こしを行いました。
八代英輝 弁護士が『山上徹也はマザコン』と語る【ひるおび 2022年7月19日】

山上のツイッターを読んだあとの印象を語る八代英輝 弁護士
(恵俊彰)八代さん、どう思いますか?
(八代英輝 弁護士)ちょっとバービーさんとは逆で、山上容疑者が色んなことを書き綴ってきたことを見る以前は、統一教会というモノに対しての一定の社会的な義憤、勧誘方法であったり献金の手法であったり、多くの家族が破綻に導かれている。そういったモノに対しての社会的制裁を加えると。
その社会的制裁を加えることで一番効果を上げるのはその幹部を狙う事ではなく、安倍元総理を狙うことっていう結論になったんだと理解していたんですけど。
色々書いているものをみると、ようするに、この容疑者というのは社会的義憤というよりは、ずっと母親を統一教会に盗られたことを恨み、妬み、そして母親をなんとか取り返したかった。
(恵俊彰)うん
(八代英輝 弁護士)ですから、一旦、母親の宗教活動が止んだ時は本人も穏やかだったのかもしれませんけど、一度活動が再開されると、一気に反社会的な活動がエスカレートしていく。
常に母親への執着心。ですから、言い方を変えると母離れできていない人格、マザコンですよね。そういった部分が結局、攻撃性に転化していったんだなというふうに見えます。
ですから、なんか非常に幼稚なんだな、精神構造が。
ようするに母だったり、家族だったり、そいうものに言及しながら自分が狙おうとしている対象にもお母さんだったり家族がいるという事を全く配慮できない。非常に幼稚なまま大人になってしまった人間なんだなということを逆に感じましたね。
(恵俊彰)ですから、14歳、そのぐらいのときに家族が崩壊すると。そして母親が再びね、止まっていた宗教活動を始まる、そうなってくると、またあの地獄が戻ってくる。そうなると、もう周りが全く見えなくなってしまった。
母を止めたい一心で、母を止めるためは何をやってもいいと変わってしまったということですか?
(八代英輝 弁護士)むしろ母を取り戻したい。自分のもとに取り戻したい、そのためには何をやってもいいという事だと思うんですよ。非常になんか自己中心的な犯行動機だなと感じました。
いつものように落ち着いた様子で発言していた八代英輝 弁護士
今回は、2022年7月19日ひるおびの八代弁護士のコメントについて文字起こしを行いました。ネットでは八代さんの『山上はマザコン』という指摘がすでに一人歩きしてしまっています。
山上に対する厳しい指摘でしたが、実際に動画を見ると、いつものように落ち着いた様子で発言していました。あくまでも八代弁護士の発言は一意見なので、落ち着いて咀嚼するといいかもしれません。
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