山上徹也が試し撃ちをした場所はどこ?事件前日の朝に大きな音を聞いた地元住民の声まとめ

2022年7月8日、安倍元首相が銃撃されて亡くなりました。犯人として逮捕されたのが山上徹也、41歳です。

山上は少なくとも6丁の銃の完成させて、何度も試射を繰り返したと供述しています。現在判明している試し撃ちした場所は旧統一教会が入るビルと、奈良県南部の山中です。

事件前日の朝、旧統一教会が入るビルに向けて撃ったときには、地元住民は『とんでもない音がした』と証言しています。

山上が試射した場所について見ていきます。

山上徹也のツイッターは『silent hill 333 @333_hill』|統一教会への恨みや母親への心境ツイートまとめ

山上徹也『事件前日の早朝に宗教団体の施設で手製の銃の試し撃ちをした』

事件前日の試し撃ちをしていた

逮捕された山上徹也は取り調べに対して、『事件前日の早朝に宗教団体の施設で手製の銃の試し撃ちをした』という趣旨の供述をしました。山上は去年秋ごろから安倍元首相の襲撃を計画。彼は銃の製作方法をネットで調べて材料と火薬も自分で調達しています。さらに試し撃ちをしていることからも、用意周到に計画していたことが伺えます。

試作された銃からは六発の弾が発射される仕組み

山上哲也が試作した銃は一発発砲すると、中の6個の弾が発射される仕組みになっています。散弾銃と言っても差し支えないと思います。

つまり、試し撃ちをした施設には6個の弾痕の跡が残っていることになります。

山上徹也が試し撃ちをした場所①:統一教会隣の会社で6個の弾痕が発見される

統一教会の隣の会社で弾痕のようなものが発見された

山上徹也の供述通り、世界平和家庭連合(旧統一教会) 平城家庭教会の隣の会社で弾痕のようなものが複数確認されました。事件発生から3日後の7月11日に警察が現地入りして捜査をしているそうです。

場所は山上徹也の自宅マンションから5分です。試し撃ちをした直後、山上のものと思われる車が立ち去る様子が防犯カメラに残されていました。

宗教関連施設の周辺に警察は、ブルーシートを広げてメディアの侵入を制限。

丁度、宗教関連施設の隣の会社のドアに弾痕が確認されました。

6個の弾痕、発射されたのは一発とみられる。

画像のように、弾痕のようなものが6個確認されています。弾痕のような穴が発見された場所は統一教会に隣接する会社です。確認できる弾痕が6個であることから、試し撃ちをしたのは一発と推測されます。

山上容疑者宅から車で5分の場所で試し撃ちをした理由は?

試し撃ちをした場所は山上宅からも近い

今回、山上徹也が試し撃ちをした場所は自宅から車で5分でいけます。防犯カメラにも山上のものと思われる車が立ち去る様子が防犯カメラに残されていました。

今のところ、犯人が統一教会の施設付近で試し撃ちをした理由については判明していません。あの手製の銃はとんでもない音がしたことからも、市街地で発砲した場合、通報される危険性もあったはず。

人気のない山で試射するのが最も適切なはず。それでもこの場所を選んだのは怨恨の線が大きかったからかもしれません。

しかし、実際に弾が撃ち込まれていたのは教会施設の隣の会社。ほぼ隣接しているといっても言いぐらいですが、教会とは関係ないかもしれません。これについては今後の詳細な捜査結果が待たれます。

地元住民の声まとめ『事件前日の朝にとんでもない大きな音がした』

事件前日に異様な音がした

めざまし8の取材によれば、事件前日の7月7日早朝、近隣住民が異様な音を聞いていました。住民らはバーン!という大きな音を聞いていて、以下に取材内容をまとめていきます。

教団施設の近隣住民『寝ている時にパンというかそういう音で、一瞬ビクッと起きたことはありました。』

教団施設の近隣住民『7日の朝4時ですね。2回目の音あったでしょ。バンという安倍元首相に対する、あれのもっとひどいバージョンです。もうバーンって感じ。音は1回ですね。

教団施設の近隣住民『そんな音きいたことがないぐらい凄い音だったんで、外にすぐ出たらちょっとやばいなっていう感じ。車が走り去るような音っていうのも直後に聞こえたんですよ。軽トラか軽自動車か小排気量の音。』

地元住民によれば、大きな音の直後に車が走りような音も聞いたと証言しています。防犯カメラには山上のものと思われる車が走り去る姿が残されています。

もしこのときに誰かが通報していれば、事件を防ぐことができたかもしれません。

山上徹也が試し撃ちをした場所②:奈良県南部の山中

死亡した事件で、無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が「約1年前から銃を作るたび、山の中で試射をしていた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で明らかになった。場所は奈良市南部の山中で、昼間帯に試し撃ちを繰り返していたことも判明した。

山上容疑者の自宅マンションからはさまざまな種類の手製銃が複数押収されており、奈良県警は銃撃計画を確実に実行するため殺傷力や精度を確認していたとみている。

捜査関係者によると、山上容疑者は2021年春ごろから銃の製造を始め、少なくとも6丁を完成させたとされる。「銃が完成するたびに何度も試射していた」と説明し、日中に市南部の山中へ出向いていたという。周辺には建設会社の資材置き場があるが、普段から人の出入りがほとんどない場所を選んだとみられる。

県警がこの一帯を捜索した結果、複数の木製の板(縦約90センチ、横約60センチ)やドラム缶が残されていた。弾が撃ち込まれたような痕が確認され、周辺では弾丸のようなものも発見された。

毎日新聞より

2022年7月22日に新たに報道された内容によれば、山上は銃が完成するたびに奈良県南部の山中で試し撃ちを繰り返していたそうです。当初、山中で試し撃ちをしていた可能性も指摘されていましたが、その通りだったようです。

具体的な場所は不明だが、奈良県南部は山が広域にわたって広がっている

試し撃ちをしていた場所は不明ですが、地図を見ると奈良県南部は山が広域にわたって広がっています。付近には建設会社の資材置き場もあり、人気はありません。おそらく山上の自宅からは片道100キロ程度はあるので、往復で200キロ。

車のガソリン代含めて相当な金がかかっていると思われます。生活費が無くなっていくのは当たり前です。

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