南海キャンディーズ山里亮太が結成秘話・ネタ作りの戦略・解散の危機を語る[証言者バラエティ 2022年7月25日]

南海キャンディーズの山里亮太さんとしずちゃんが証言者バラエティに出演。

男女コンビの第一人者として、結成秘話・ネタ作りの戦略・解散の危機などを語りました。

その内容について文字起こししました。

南海キャンディーズ山里亮太が結成秘話・ネタ作りの戦略・解散の危機を語る[証言者バラエティ 2022年7月25日]

Q.コンビを組んだきっかけは?

(ナレーション)2003年結成南海キャンディーズ。結成2年目でM-1準優勝、ビジネスパートナーの男女コンビの第一人者。山里はしずちゃんという最高のパートナーを生かすための緻密な戦略を証言してくれた

(山里亮太)コンビを組んだきっかけは僕が前のコンビを解散して、「イタリア人」っていうピン芸人だった。それがもういよいよ限界でコンビ組まなきゃってなったときに、真っ先に思ったのが今からライバルの多いところに戦いに挑みに行ってもしょうがないなと。

ライバルの少ないフィールドはどこだと思ったときに周り見た時に男女コンビがほとんどいなかった。だから戦う数少なく上に行くにはどうしたらいいのかっていうときに真っ先に男女コンビしかないってなって。

女性の芸人さんを探してた。

(伊集院光)戦略だよね

(山里亮太)いなかったね、男女コンビ

(しずちゃん)いなかったですね

(山里亮太)極端な話、大花師匠(宮川大助・花子)から空いてるぐらいですよね

(伊集院光)俺もそう思った

(山里亮太)かつみ🖤さゆりさんとか。(2000年頃は)若手で男女でやるって人は全くいなかった記憶です。

(伊集院光)確かに

Q.男女コンビとしての戦略は?

(ナレーション)2000年頃ビジネスパートナーの男女コンビはほぼいなかったそう。では南海キャンディーズは前例のない中、どのような戦略を立てわずか結成2年目でM-1準優勝を果たしたのか?

(山里亮太)当時の劇場はカッコいい芸人さんが多かったんだよね。来るお客さんの層が女子中高生が主だった。そこにいまさら『ブサイクと可愛い子』とか、そういうので男女感を全力を出しても絶対勝ち目ない。

でも男女でやらなきゃいけないっていうのがあったんで、どっちかっていうと男女なんだけど女子の方を『得体の知れない生き物』っていう存在にして、『気持ち悪い人』と『得体の知れない、想像もしたくもない会ったこともない人』っていう見せ方にしようと。

(ザキヤマ)そこまで話してくれるの、逆にw

(伊集院光)手の内だもんね

(ザキヤマ)ですよね〜

(しずちゃん)最初に一緒にやったネタは私が一言もしゃべらないっていうネタ(笑)ちょっとしゃべりたいなと思いましたね、一言でも。

(山里亮太)しゃべろうとしてむせて終わった。ホントに僕の中では(しずちゃんを)トトロにしたかったんで。

(山里亮太)あの頃は両方ボケでずっとスベってたもんね

(しずちゃん)うん、全然ウケなかった

(山里亮太)全くウケてないです

Q.ウケるようになったきっかけは?

(質問)『あ、いける。ウケてる』ってなったきっかけは何だったんですか?

(山里亮太)(結成7ヶ月で)ABCお笑い新人グランプリの優秀特別賞取った時だよね

(しずちゃん)あ〜、そうですねぇ

(山里亮太)それはもう完全にツッコミをしようと思った時です。僕がツッコミに回ってからのオーディションとか劇場のウケ方がめちゃくちゃウケたんで。

気づいたのが、(この人が面白くて自分の戦略の中でベストな人だと思って、おもしろい人と組んだのになんで面白い人と張り合おうとしてるんだろう』と。ボケ✖️ボケで。

シンプルに面白いと思った人にツッコミがいて、自分の面白いと思った人が輝くことがコンビの原点だろうとなって、ツッコミをやって、それがウケ始めて。

(しずちゃん)やっとツッコミいってくれたのかと思いました(笑)

(山里亮太)本当は解散しようとしてんだよね?

(一同)へぇ〜

(しずちゃん)そうですね。両方ボケでやってて全然ウケないし。ツッコミにいってくれたらいいのにと思ってたけど、なんかボケたがって。

(山里亮太)その少ないとこ少ないとこに行こうとしてたんです。

男女がまず少ない、さらに少ない所に行って唯一無になるしかないっていったらボケ✖️ボケなんですね。まぁ、笑い飯さんがいましたけど、でもそことはまた違うところが男女でできると。見栄え的に。

戦略に溺れてる感じですね

(ナレーション)山里がツッコミに徹することで笑いが生まれた南海キャンディーズだが、しずちゃんをボケにすることは一つ課題があったという…

(山里亮太)うちの場合はテンポがゆっくりじゃないですか?

漫才はボケの数が多い方が良いというのが主流だったんで。そうしたらどうしたらいいのかっていうのは、しずちゃんが発した言葉でお客さんが心の中でツッコんで笑いが起きて、その笑いがおさまった時にツッコミという体をした俺が、ワードを入れるっていうので、スピードを数で補う。

大ボケはしずっちゃんですけど、ワードのちょい足しで笑いを取るっていうのはしずちゃんのスピード感だから生まれた。ワードツッコミって言って頂けるのは。

(しずちゃん)へぇ〜

(山里亮太)へぇ〜ってなんだよ()

(しずちゃん)ふふふw

(山里亮太)じゃないと、ノンスタイルのスピードあって面白いボケ数どんどん入ってくる所には全く到底及ばないし。

(伊集院光)すごいところまで喋ってる。設計図だよね、完全なね。

(ザキヤマ)逆に何でこんなに喋ってくれてんだろう(笑)ありがとうね山ちゃん

文字起こし終了

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