相席スタートの山添寛さんと山﨑ケイさんが2022年7月25日の証言者バラエティに出演。
山添寛さんが南海キャンディーズとの差別化やネタ作りについて語りました。
今回はそれについて文字起こしをしました。
相席スタート山添寛が南キャンとの差別化とネタ作りについて語る[証言者バラエティ 2022年7月25日]
相席スタート結成当時の男女コンビ事情について
(ナレーション)2016年M-1で決勝に進出。それ以降、男女の恋愛ネタでブレイクした相席スタート。
(ザキヤマ)恋愛ネタというか、南キャンが避けてたところね
(柴田英嗣)こっちに戻ってきたんだよな〜
(ナレーション)結成のきっかけは元々別のコンビだった山崎と山添がそれぞれ同時期に解散。その後作家さんのススメで2013年にコンビを結成。
(伊達みきお)作家さんのススメなんだぁ
(ザキヤマ)恵まれたね〜
(ナレーション)2013年当時の男女コンビ事情はというと。。
(山﨑ケイ)男女コンビを組んでいる人がいなかったんですね。
私たちとゆにば〜すとメイプルさんはほぼほぼ同じぐらいの時期にコンビ結成してるんで、時代の流れ的にある程度芸歴重ねてて、またゼロからやり始めるのはキツイなぁと5年やって思ってたタイミングでの話だったので。
『あ、そうか。そういう方向性があったのか』とそのとき正直思いましたね
(ザキヤマ)まだここでも目立つ部類だったんだね
(伊集院光)なるほど、チャンスだったんだね
(ザキヤマ)南海キャンディーズしかいないから。
他の男女コンビとの差別化とネタ作りの戦略
(ナレーション)男女の恋愛模様をネタに落とし込む漫才で結成4年目でM−1決勝に進出した相席スタート。自分達のスタイルを確立する中で偉大な男女コンビの存在があったという。
(山添寛)先輩の男女コンビに南海キャンディーズさんがいる。南海キャンディーズさんのように歩んだら勝てっこないから、そうじゃないようなコンビは僕らができるのはどの関係性だろうって探していった。
(ザキヤマ)すごいな、ちゃんと考えてんだねぇ
(柴田英嗣)計算してるんだよなぁ
(ザキヤマ)偉いよねぇ〜
(ナレーション)結成当時からネタを考えていた山添は南海キャンディーズとかぶらない相席スタートのスタイルを考えていた。
(山添寛)ご本人もおっしゃってるんですけど、『ボケではなくてメッセージだ』と。『言いたいことを言うのが私の芸風だから』というんで。言いたいことを言う人、それをなんとかボケに変換させないと僕はツッコミの役割がないというような感じだったので。
例えばなんですけど、「私、よく丁度良いブスって言われるのよ」の前のコンビから始めてたのが、『急に何なんですか?』しか言うことが無いと。それを『ちょっと自慢していい?』って髪の毛つけてもらって。
「私、よく丁度良いブスって言われるのよ」と言ってもらったら「それ自慢ですか?」っていう、よりボケとツッコミをくっきりしやすくなる作業からしていった感じですね
(伊集院光)彼の技術力なんだ
(ザキヤマ)山添くんの〜
(山﨑ケイ)前のコンビのときにやっていたことでも、(相席スタートでは)ウケやすくなったなぁっていうのは、最初の頃は思ってました。
(山添寛)思ってたんですか?
(山﨑ケイ)思ってた思ってた
(山添寛)それにしては結構オーディション厳しかったですね
(山﨑ケイ)はははははwww
(山添寛)最初の頃、一番ケイさんから言われたのは、『私じゃなくてもいいから、私っぽくないし。南海キャンディーズさんがやったら面白いと思うけど…』
南海キャンディーズさんじゃないようにどうやったらできるかっていう。。。
(ザキヤマ)やっぱり南キャンがよぎるんだね
(伊集院光)繋げると面白いね。反作用みたいなのがあんだね。
(ザキヤマ)何しかしら影響が出るんですね
(伊集院光)南キャンが出て、南キャンのスタイルがあるんだって思うんだけど、同じことやっちゃダメで『やってないのは恋愛だ』みたいな。
(富澤たけし)戻ってくるんですね
(ザキヤマ)原点のほうに戻っていくっていう
(伊達みきお)そうですね
(ザキヤマ)またそこで付き合ってないっていう、またそこでハイブリッドな形が生まれるっていう。