河井案里議員は、国会中や病院で小説を書いていたようです。
わかっているだけでも、『ことばの部屋』と『美しき村』という作品の存在がわかっています。
今回は私小説に近いという「ことばの部屋」の内容について書いていきます。
河井案里『これから小説を書くことに没頭するつもり』
河井案里『ここでひと区切りにして、ドロドロした政界と距離を置きたいなと。ホントは私、(昨年春に)県議を辞めて、ミラノにファッションの勉強に行こうと思っていたんです。でも結局、参院選に出ることになっちゃった。
だから、自分がなんとなく、消費されているなという意識があって。岸田(文雄)さんと菅(義偉)さんの覇権争い、岸田派と二階派(案里氏の所属派閥)の争い、検察と官邸の対立……。そういう中で“消費される対象”として擦り減っちゃった。
だから、自分を取り戻したいっていう気持ちがある。私、今までは、世の中のためになるかどうかという尺度だけで、自分の仕事も生活も計ってきたんです。
でも、これから時間ができたら、小説を書くことに没頭したいと思います』
2020年6月18日に逮捕された案里議員は、週刊文春の取材に「これからは小説に没頭したい」と打ち明けました。
本来であれば、2019年春に県議をやめたあとはミラノにファッションを勉強しに行こうとしていたようです。しかし、結局担ぎ上げられて参議院に出馬してしまったようでした。
そのため、政局に消費されていると感じながらも仕事を続けていたことも告白しました。
というわけで、他人のためではなく自分を飛び戻すために小説家に転身するかもしれないということです。
河井案里の小説は『ことばの部屋』|実話に近い私小説か?

執筆した小説のタイトルは『ことばの部屋』
河井案里議員がすでに完成させている小説は『ことばの部屋』というタイトルです。
20年5月に5日間かけて執筆。
選挙違反を疑われた女性政治家が事情聴取中に検事を挑発して噛み合わない門答を続ける2万文字の処女作となっている。
本人は「これは実話ではない」とは言うものの、現実に近い内容になっています。
読んでみると、かなり私小説に近い内容かもしれませんね。
他にも『美しき村』も執筆中?

小説『美しき村』
案里議員は、他にもいくつかの小説を書いているようです。
彼女は国会中に小説のプロットを書くのが日課だったらしく、「美しき村」というタイトルが付いた小説も確認されています。
内容は不明ですが、こちらも公開されるときが来ると思います。
まとめ:小説の発売日はいつ?
今回は、河井案里議員が執筆している小説を紹介してきました。
確認されているだけでも、『ことばの部屋』と『美しき村』という作品があるようでした。
3月に自殺未遂をして病院送りになったときには、子供時代の思い出を書いたエッセイ、家族コメディのような小説の冒頭も書いたようです。
今回の事件で、議員辞職は免れないはずですから、小説の販売も視野に入れているでしょう。
発売日は公表されていませんが、本事件の判決が出た後に動きがありそうです。2020年末から2021年初頭に発売されるかもしれません。
なんにせよ、どう言った内容なのか一度読んでみたいですね。