仙台上空の白い気球の正体は?未確認飛行物体はラジオゾンデか?

6月17日に仙台上空に、白い未確認物体が出現しました。

公的機関もその正体が掴みきれておらず、注目が集まっています。

現在、その正体は、気象測定器であるラジオゾンデが有力視されています。

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6月17日:仙台上空に未確認飛行物体が出現

6月17日:仙台上空に未確認飛行物体が出現

6月17日に宮城県仙台市上空に未確認飛行物体が出現し、注目を浴びています。

肉眼でも確認できるため、ツイッターでも目撃情報が相次いでいます。自衛隊でも確認中ですが、正体は判明していません。

仙台市天文台の公式インスタグラムでも、正体がわからないということで公的機関はお手上げ状態となっています。

仙台駅前で気球を見上げる人々

ニュースでも報道され、仙台駅前で気球を見上げる人々までいました。一種のお祭り状態です。

未確認飛行物体は、気象庁の観測気球ではない

仙台気象台の観測気球ではない

仙台気象台にも問い合わせが相次いでいますが、『気象庁の観測気球ではない』と回答しています。

こうした物体を飛ばすには事前連絡が必要ですが、仙台空港の空域を管理する東京航空局仙台空港事務所に連絡は入っていません。

このようなことから、公的機関ではなく、個人が飛ばした気球である可能性が高いと思います。

この物体の正体はなんなのでしょうか?

未確認飛行物体は、気球・ラジオゾンデ・ソーラーパネルの複合体か?

未確認飛行物体には十字のラジオアンテナが確認できる

6月17日のゴゴスマより

白い気球は、ラジオアンテナのような機材が取り付けられた外観形状をしています。また、気球下部を望遠レンズで捉えた写真によれば、ソーラーパネルのような機材も確認できます。

正体がわからないために不気味な印象を受けますが、一般的な機材の複合体なんだなということがわかってきます。

未確認飛行物体の正体は、ラジオゾンデか?

気象観測機:ラジオゾンデ

ラジオゾンデとは?

地上にいながらにして上空、高度およそ30kmまでの気温、湿度、気圧などのデータを得るために、主にゴム気球にとりつけて飛ばされる無線機付き気象観測機器のことである。高層気象観測装置の一種であり、またテレメトリ装置の一種とも言える。

今回確認された未確認飛行物体の正体は、現在ではラジオゾンデが有力です。

ラジオゾンデとは、上空の気温などを測定するための気象観測機のことをいいます。

仙台上空の気球はラジオゾンデの形状に一番近いですし、気温が気圧を測定している最中だと推測されます。

しかし、通常は十字のラジオアンテナが取り付けられたラジオゾンデはないらしく、完璧な一致とはなっていません。

まとめ|公的機関が打ち上げたものではなく、個人が打ち上げた気球では?

今回は、仙台上空に出現した謎の気球の正体に迫ってみました。その正体は、ラジオゾンデが最も有力ですが、公的機関が打ち上げたものではなりません。

そのため、気象オタクや天文学オタクなどの個人が打ち上げた可能性が高そうです。ソーラーパネルのようなものが取り付けられているほど手が込んでいますから、個人のハンドメイド感もあります。

これから、自衛隊による調査が発表されると嬉しいですね。

続報あり次第追記します!

ネットの声

仙台上空の物体、YouTubeライブやってたり、Twitterは大喜利になってたり朝から笑わされる嬉し泣き

仙台上空の未確認物体、
それらしきの見ました汗マーク
小さいけど、すごい速さで動いていった。なんなんだろう?

台上空に不明飛行物体ですか この空域は航空学校の航空機、海上保安庁の訓練ヘリ、仙台空港への離発着と、どの高度も飛ぶ機体があるので冗談抜きでヤバそう

仙台上空に浮かぶ謎の物体の正体は、どうやらグーグル社のネット回線関係の実験らしい。許可とかは要らないものなのかな

こんなの許可なく揚げてよいの?、とか、この強風なのにどうして空中に静止しているの?、とか疑問が尽きない。

本格的な観測用の気球の場合、誰が何の目的で飛ばしてるのか把握しておかないと、実は割と危険なのでは……?

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