【小倉美咲さん 山梨道志村 行方不明事件】かれ沢の当時の捜索範囲は?ボランティアの証言まとめ

2019年9月に道志村キャンプ場で小倉美咲さんが行方不明になりました。その後、2022年4月に人骨が発見され、事態は急展。

キャンプ場から東に600mのかれ沢で次々に遺留物が発見されていますが、なぜ早期に発見できなかったのでしょうか。

今回、かれ沢の当時の捜索範囲についてボランティアの男性による証言を紹介します。それによれば、遺留物が発見された場所はかなり捜索されたエリアだったようです。

【小倉美咲さん 山梨道志村 行方不明事件】最後の目撃情報から逆方向で人骨が発見された

2年7月を経過して人骨が発見され、事態は急展開

  • 4月23日:山道脇で骨のようなものを発見。写真だけを撮りその場を離れる
  • 25日:現場を再び訪れ、警察に通報
  • 26日:頭の骨の一部と判明。本格的に捜索が開始
  • 28日(木)午後1時半ごろ:小倉美咲さんの母親が骨の発見現場を訪問
  • 同日:子供用の右足運動靴が山梨県警の捜索により発見
  • 29日(金):子供用運動靴の左足側、片方だけの靴下が発見
  • 5月4日:肩甲骨と黒いハイネックの衣類が見つかる
  • 5月13日:ミトコンドリアDNA鑑定で人骨は母親と親族関係があると判明

2019年9月、山梨県同市村のキャンプ場から小倉美咲さんが失踪。人気の少ないキャンプ場から忽然と姿を消した異様な事件だったために、当時の報道は加熱。しかし、大規模捜索にも関わらず手がかり一つ見つかりませんでした。

2022年4月23日、ボランティアの男性が山道脇で人骨を発見し事態は急展開を迎えています。5月4日には肩甲骨と衣類も見つかっています。

今までキャンプ場から誘拐された線が濃厚だと考えていましたが、まさかキャンプ場近辺で人骨が発見されるとは思いもしませんでした。

見つかった頭骨の一部

骨には目立った傷はなし

今回発見された人骨は後頭部の骨の一部です。

子供の骨とみられ、大きさは数センチ四方。死後数年が経過していましたが、目立った傷は発見できず、事件性があるのかないか判断できません。

頭骨の一部はDNA鑑定ができず、現在はミトコンドリア鑑定に回されました。

数メートル圏内で運動靴と靴下が発見

発見された運動靴は瞬足で、行方不明時のモノと似ているそうです。

ポイントなのが、運動靴と靴下は数メートル圏内で発見されたことです。元あった場所から相当に移動しているのであれば、もっと離れた位置にあってもおかしくありません。

見つかった肩甲骨とハイネックの衣類

肩甲骨とハイネックの長袖

5月4日になって、新たに肩甲骨とハイネックの衣類が土の中から発見されました。山梨県警はクワを持ち込んで範囲を狭めて捜索し、発見に至ったそうです。

状態は現段階では不明ですが、衣類は行方不明時に着ていたものと特徴が似ています。

とにかくも、遺留物はかれ沢に集中していることから、元あった場所はこの近辺であることは明らかと考えられます。

遭難説|キャンプ場から大室方面に向かい、かれ沢上流で滑落?

かれ沢上流部までの道のり(ひるおびより)

遺留物が発見されたエリアは、キャンプ場から東側のかれ沢です。

実際には、「かれ沢上流で滑落して、雨や土砂などで遺留物が下流に移動してきた..」という見解が多数派で、自分もそうだと思います。かれ沢上流への道のりは、廃墟の白い家の裏手を通る道沿いを進み、登山道に突入。そこから大室方面に進むとかれ沢上流に到着します。

ただし途中から、それなりに険しい登山道を突っ切る必要があります。

YAMAPで登山者が2019年9月23日に、登山道で足跡を発見しています。これを「子供の足跡」とする意見があるのですが、サイズを測定できない上に足跡の軌跡も追えていないから断定するのは難しいと思いました。

ですが、発見者の方が警察と一緒に登山を行い、現地調査をしていたとテレ朝のニュースでやっていました。今になって警察が足跡の調査に動いているみたいです。その番組も録画しているので、そのうちまとめる予定です。

遭難説の疑問点:規制線の先はかれ沢に通じる登山道。子供1人が気まぐれで、突入するとは考えづらいが…。

かれ沢に通じる登山道の入り口は規制線が敷かれている

かれ沢の上流に向かうためには、途中から登山道に突入する必要があります。現在は規制線が敷かれていて一般人は入ることができません。

もし、かれ沢上流で遭難したとしたら、ここを必ず通る必要があります。日が陰っている時間帯は薄暗く不気味な入り口で、子供1人が気まぐれで突入するとは考えづらいです。

仮に少女1人が、この薄暗い登山口から中に立ち入ろうとするだろうか、、、無鉄砲な少年だったら話は別だけど、普通は引き返そうとするんじゃないかと感じます。

失踪当日に一体何が起こっていたのか、疑問は尽きません。

なぜ早期に発見できなかったのか?当時の捜索範囲は半径3kmにも広がり、赤外線ドローンも投入。

当時の捜索範囲は半径3kmにも及ぶ。

2019年9月に発覚後に警察、消防、自衛隊などのべ5200人が動員。空からはヘリコプター、さらには赤外線ドローンも導入されました。

結果として捜索範囲は半径3kmにまで拡大。

日本の失踪事件史上、これほどの物量が投入された事案は少ないでしょう。

それにもかかわらず、キャンプ場から直線距離で600m離れたエリアでの発見は叶わず。このことからも、当時は十分すぎるほど広範囲にわたって捜索されており、仮に事故であれば、なぜ早期に発見できなかったのか悔やまれます。

かれ沢の当時の捜索範囲は?|ボランティアの証言まとめ

2年7ヶ月を経過して、これだけの遺留物が発見されれば当時の捜索状況は気になります。

個人的に報道番組から情報収集を行いました。以下にボランティアの方々などの証言を二つまとめます。

捜索ボランティアの話①「骨や靴が見つかった場所は一番捜したエリアだった」

捜索ボランティアの話(4月29日 ニュースウォッチ9より)

4月29日のニュースウォッチ9より、捜索ボランティアに参加した男性の話です。顔にはモザイクかけています。

捜索ボランティアの男性①

 

『(今回 骨や靴が見つかった場所は)一番捜したエリアなんですね。遭難エリア、見つかったエリアを最初の3〜4日夜通し探していた。

 

なにか一つ落ちていたら分かるくらい歩いて捜した。なぜそこに骨・靴とかが今頃になってしかも表面に出てきたのか。』

この方によれば今回、骨や靴が発見されたエリアは一番捜索した場所だと主張しています。そのエリアを3〜4日夜通し捜索。物が一つ落ちていたら分かるくらい捜索を入念に実施。

失踪発覚後に消防、自衛隊、ボランティア含めて多くの人が出入りしていたので、人によって話にバラつきがあるかもしれません。山岳捜索隊の三苫さんは、東側のエリアは捜索が手薄になっていたかもしれないと発言しています。

しかし、今回遺留物が発見されたエリアをかなり調査をしていた人がいたのは間違いありません。それにも関わらず、骨と靴が今頃出てきたということは本当に不思議です。

捜索参加者の話②|発見エリアは、当時何度も捜索を行った場所だった

当時捜索に参加していた男性の話(5月1日 サンデーLIVEより)

次は5月1日ミスターサンデーから、当時捜索に参加していた男性の話です。こちらも当時何度も捜索を行った場所だったと主張しています。

当時捜索に参加した男性②

 

『子供の足だと絶対そんなとこには行かないと思います。その辺もかなりというか毎日捜していたので、警察犬も入っているにもかかわらず、なんにも(見つからなかった)

 

それが3年経っても出てきたっていうのはやっぱり腑に落ちないですね。』

サンデーLIVEの取材に応じた男性によれば、あの辺りはかなり捜索した場所だったそうです。警察犬も入ったにも関わらず、当時は手がかり一つ発見することができず。

この男性も今頃になっての遺留物発見に腑に落ちない印象を持ってたのが印象的。

捜索ボランティアの話③「靴なんかなかったのに」


捜索ボランティアの男性の話③

 

(枯れ沢は)子供が行けるような場所じゃないです。

 

(当時捜索隊が)何回も見て靴なんかなかったのに、今度衣服になっちゃったから冗談じゃないよと思って。

 

いてもたってもいられない気持ち。

 

美咲さんであってほしくない。生きてると思うから。

人為的に埋められたものではなく、枯れ沢上流から流れてきたか?

これまでに、沢の下流で頭の骨の一部が見つかり、同じ沢の200メートルから300メートル上流で運動靴と靴下、さらに数cm四方の肩甲骨とみられるものや、長袖の衣類が見つかっている。

警察は、いずれも人為的に埋められたものではなく、沢の上流から水や土砂によって流された可能性があるとみていて、7日は、上流の方を重点的に捜索することにしている

5月7日:FNNプライムオンライン

その後の警察から「いずれも人為的に埋められたものではなく、沢の上流から水や土砂によって流された可能性がある」と発表されました。それまでは枯れ沢中流部に埋められた可能性がわずかに残っていましたが、元あった場所は枯れ沢上流部で間違いなさそうです。

素直に考えれば、かれ沢上流部付近で遭難し、土砂などで流されて現在の場所にきたということです。

まとめ|枯れ沢は入念に捜索されていたが、枯れ沢上流部で見落としがあったか?

  • 枯れ沢エリアはボランティア、捜索隊によってかなり捜索されていた
  • 枯れ沢中流で見つかった遺留物はいずれも人為的に埋められたものではなく、沢の上流から水や土砂によって流された可能性がある

今回、数々の証言により、遭難エリアはかなり捜索されていたことが高いことがわかってきました。

失踪当時、あれだけ捜索隊が懸命に探していたのに、発見にいたらなかった点は不思議です。ですので、当時は誘拐の可能性も考えていました。デイリー新潮から「かつて重要参考人がいた」という報道も出たので警察も誘拐の線は追っていたということです。

今回、キャンプ場で遺留物が発見されたことで、かれ沢中流エリアに遺棄された可能性もあったと思います。しかし、「人為的に埋められた形跡なし」とくれば、枯れ沢上流部での見落としの線が大きくなってきます。山岳地帯での遭難はそのとき見つからなくても、あとになって偶然発見されるという事例が多々あるようです。本件もそれに該当するということでしょうか。

さらに、枯れ沢上流部に人を担いで到達するには至難の技であり、わざわざそこへ遺棄する可能性も低いはず。個人的に5月8日時点では、事故:事件=7:3の割合です。

発見された衣類で、血痕や第三者のDNAや検出されなければ、事故の線はさらに大きくなると思います。今後もメディアの発表をチェックしていくつもりです。

【小倉美咲さん 行方不明事件】肩甲骨とハイネックの長袖の発見場所は?DNA鑑定から事件or事故の判定はできるのか?

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