岡庭由征:通り魔事件の裁判員裁判で広汎性発達障害だったと明らかに

2021年5月7日に茨城県一家殺傷事件で、三郷市の岡庭由征容疑者が逮捕されました。

この人物は2011年に小中学生の少女2人を刃物で刺すなどした殺人未遂事件を起こしています。

今回は、その時の裁判員裁判の詳細を紹介していきます。

岡庭由征は16歳で殺人未遂事件を起こした

中学の卒アル

「’11年12月5日、当時16歳だった岡庭容疑者は連続少女刺傷事件の容疑者として逮捕されています。

第一の事件は同年11月18日、埼玉県三郷市内の路上で、中学校3年生の女子生徒の右顎を切りつけ、全治2週間の重傷を負わせた。第二の事件はそれから2週間後。千葉県松戸市の路上で、小学校2年生の女児の背中や脇腹など4ヵ所を刺したのです。

松戸の事件では、岡庭容疑者は逃げた女児が転んだところに包丁を振り下ろしています。厚手のジャンパーを貫通し、傷の一部は肺に達するほど深いものでした」

21年5月7日:フライデーデジタル 茨城一家殺傷事件 逮捕された26歳男の「ヤバすぎる過去」より

岡庭容疑者の通り魔事件の概要

  • 第一の事件(2011年11月18日):埼玉県三郷市内の路上で中学3年の女子生徒の未顎を切りつけ、二週間の重傷を負わせる
  • 第二の事件(2週間後):千葉県松戸市の路上で小学2年の女児を刺した
  • 2011年12月5日:逮捕

岡庭容疑者は、2011年に二つの通り魔事件を起こし、逮捕されています。

千葉県の通信制高校に通っていた16歳だった岡庭容疑者は、下校中だった中学3年の女子児童に自転車で近づき、右顎を切りつけたそうです。

さらに二週間後には千葉県松戸市で小学生の女児を刺して、重傷を負わせました。

岡庭由征:通り魔事件の裁判員裁判で広汎性発達障害だったと明らかに。

岡庭容疑者の2013年当時の裁判員裁判の詳細が残っていました。

埼玉、千葉両県で2011年、小中学生の少女2人が相次いで刺された事件で、殺人未遂や銃刀法違反などの罪に問われた埼玉県三郷市の少年(18)の裁判員裁判で、さいたま地裁(田村真裁判長)は12日、「医療少年院で治療や矯正教育を施すことが有効」として、家裁に移送する決定をした。求刑は懲役5年以上10年以下の不定期刑。

公判では、少年の処遇を刑事処分と保護処分のどちらにするかが争点となった。

田村裁判長は、少年が刃物を準備し、少女の首や胸を刺したことから「強い殺意に基づく凶悪で、計画的に行われた通り魔的な犯行だ」と糾弾。一方、少年が広汎性発達障害という生まれつきの資質と両親の育成環境が動機に直結したと指摘し「少年を不利に扱うのは相当ではない」と刑事処分を退けた。

その上で「医療少年院に長期間収容し、保護観察所に両親の監護態度を改善させるのが最良。新たな被害者を出さないという社会の要請にかなうものだ」と判断した。

言い渡し後、裁判長は「罰を受けずに済んだわけではない。社会に受け入れてもらえる人間に変わることを願う」と少年に語りかけた。

決定によると、11年11月、三郷市で中学3年の女子生徒(当時14)のあごを包丁で刺し、翌12月は千葉県松戸市で小学2年の女児(当時8)の脇腹など数カ所を小刀で刺し、いずれも重傷を負わせた。また三郷市で簡易トイレや車に放火、猫2匹を殺した。〔共同〕

2013年3月12日 :日本経済新聞より

2013年の裁判によれば、求刑は懲役5年以上10年以下の不定期刑。

しかし、さいたま地裁の田村真裁判長は「医療少年院で治療や矯正教育を施すことが有効」として、家裁行きを決定しました。

この際、岡庭容疑者が「広汎性発達障害」を抱えていたということが明らかになっています。

そのため、医療少年院に収容が最適と判断されたそうです。ですが、殺人未遂以外にも簡易トイレや車に放火し、猫2匹も殺めています。

結果的に更生プログラムは失敗だったと言えるのではないでしょうか?

広汎性発達障害とは何?

広汎性発達障害とは、対人関係の困難、パターン化した行動や強いこだわりの症状がみられる障害の総称です。

これまでは、「対人関係の障害」「コミュニケーションの障害」「こだわり、興味のかたより」の3つの基準をもって「広汎性発達障害」と診断がなされていましたが、2013年に改訂されたDSM-5では広汎性発達障害の分類がなくなり、「自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症」という診断名に包括されました。

また、診断基準も「対人関係、コミュニケーションの障害」「こだわり、興味のかたより」の2つでの診断になりました。

広汎性発達障害とは、対人関係の困難や強いこだわりの症状が見られる障害のことです。

岡庭容疑者に例えるなら、ナイフ収集や女性を苦しめたいとい屈折したこだわりが強く現れていると思います。

茨城一家殺傷事件でも、精神鑑定は注目されそうですね。

岡庭由征のプロフィール

プロフィール

  • 名前:岡庭由征(おかにわ よしゆき)
  • 改名前:岡庭吾義土(おかにわ あぎと)
  • 年齢:26歳
  • 職業:無職
  • 住所:埼玉県三郷市4丁目
  • 前科:殺人未遂など多数
  • 家族:両親、弟の四人家族

岡庭由征容疑者は茨城一家殺傷事件の犯人として2021年5月7日に逮捕されました。

逮捕当時の年齢は26歳。

16歳のときには女子児童を刺すなどの殺人未遂を起こし、裁かれています。

自宅住所は埼玉県三郷市4丁目で、家族は四人暮らし。

祖父は地元では有名な地主で、2011年の事件に対して補償のために自宅近くの土地を売却しています。

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