BMWの車内に2児を放置して死なせたとして、逮捕された竹内麻理亜容疑者。
その後の取材で生い立ちと地元の評判がわかっていきました。
夫の会社が成功し、高級ブランドに身を包むギャルママとして周囲から浮いた存在だったようです。
女児2人を車内に放置して死なせたとして、竹内麻理亜容疑者が逮捕される
2020年9月3日午後12時半過ぎ、香川県高松市内の路上に駐車されていたBMWから、2児が発見されました。
2児は熱中症となり、その後死亡。警察は翌日になって、母親である無職・竹内麻理亜容疑者を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕しました。
その日は高松市内で観測史上最高気温となる37.6度を記録していました。
目撃者によれば、『子供たちには生気がなく、一目見て『これはあかんな』という印象でした。黒いワンピース姿のロングヘアの女性が、心臓マッサージをする救急隊員のそばで呆然とした様子で立ち尽くしていました』と語っていたそうです。
前代未聞の事件を起こした竹内麻理亜容疑者の生い立ちと地元の評判は、どういったものだったのでしょうか?
竹内麻理亜の生い立ちとエピソード抜粋

竹内麻理亜容疑者-卒業アルバムより-
プロフィール
- 名前:竹内麻理亜
- 年齢:26歳
- 生年月日:1993年12月
- 家族構成:建設会社社長の夫、娘2人
- 父:福島で単身赴任中
- 母:看護師
- 兄弟:3人兄弟の長女で妹と弟がいる
- 逮捕容疑:保護責任者遺棄致死の疑い
今回逮捕されたのは、竹内麻理亜容疑者、26歳です。
1993年12月生まれで、両親はともに岡山県出身でした。ほどなくして、高松市内に引っ越して一軒家に住み始めます。
父は婿養子で、徳島県で土地開発の仕事していましたが、現在は福島に単身赴任中。
母親は介護施設で看護師として働いています。
竹内容疑者は3人兄弟の長女で、弟と妹がいます。
以下に竹内容疑者にまつわるエピソードをまとめていきます。
- 天然を抜けてどこか抜けていた性格
- 中学時代から自分を偽る癖があり、トラブルが絶えなかった
- 「私は長女だから母親から大事にされていない」と愚痴を吐いていた
- 中学の陸上部で舌を思いっきり噛んで流血し、保健室に駆け込んでいた
- 県立高校は中退後にとび職の夫・Aさんと結婚
- 夫は14年に土木建設会社を立ち上げて社長に就任。妻を取締役にした。
- プラント設備会社からの仕事でいっきに業績を伸ばし、17年3月に高松市内に事務所とマイホームを建設
- 愛車は高級車ばかり。BMWの前はアウディに乗っていた
- 幼稚園の送り迎えは、ミニスカートのスーツファッション
- コンサバ系ブランド「ダイアナ」のピンピールを履いていた
- 感染症を理由に子供たちを幼稚園に通わせない一方で、週3〜4のペースで飲食店に通っていた
- 事件発覚直前まで、不倫相手の自宅で過ごしていた
事件発覚前日の夜は不倫相手と飲酒したあと、男性宅で過ごしていたようです。
容疑者の生い立ちや地元の評判は、どういったものだったのでしょうか?
トラブルメーカーだった中学時代。夫に出会ったのは高校中退後。

真友理ちゃん(右)友理惠ちゃん(左)と中学時代の竹内容疑者
中学時代、竹内容疑者と一緒の陸上部だった先輩が以下のように語っています。
『天然を超えて、どこか抜けているところがあった。部活動では立ち幅跳びをした際に舌を思いっきり噛んでしまい、口から大量の血を流しながら保健室に走るのを見たことがある』
また、別の元陸上部部員の母はこう明かす。
「あの子は『私は長女だから母親から大事にされてない。あれもダメ、これもダメと厳しいだけの母親だった』とたびたび愚痴を吐いていました。その影響なのか、彼女は中学時代から自分自身のことを偽る癖があり、それにより周囲にはトラブルが絶えなかった。」
引用:週刊文春
母親に厳しく育てられた竹内容疑者は、その反動で周囲とトラブルが絶えなかったようです。「長女だから母親から大事にされていない」と周囲に愚痴を吐くほどでした。
そういった状況だったからか、卒業後は地元の県立高校に進学するも中退。
ほどなくして、とび職人である現在の夫・Aさんと出会いました。
地元の評判|夫の建設会社が成功し、ギャルママとして周囲から浮いた存在だった

2児が発見されたBMW:会社の成功で高級外車を乗り回すように。
とび職人だった夫・Aさんは、真友理ちゃん誕生前後の2014年に土木建設会社を立ち上げ、社長に就任。妻の竹内容疑者は取締役に就任します。
転機になったのがプラント設備会社からの仕事でした。これらを受注後に業績が急上昇し、17年3月には高松市内に事務所とマイホームを建てました。
BMWの前にも高級外車に乗り、浮いた存在だった
夫の成功後、竹内容疑者は高級外車ばかり乗り回していたので、近所でも『よっぽど稼ぎのいい旦那さんなんや』と噂になります。
幼稚園のママ友の一人が竹内容疑者について、以下のように語っています。
「真理亜さんは普段からミニスカートのスーツファッションで、コンサバ系ブランド「ダイアナ」のピンピールを履いていました。麻由理ちゃんが年少クラスの頃から明らかに浮いたお母さん。
BMWに乗り替えたのは最近で、昨年まではアウディで幼稚園に来ていましたね。
旦那さんは手の甲まで入れ墨があるけど、子煩悩なお父さんという印象。彼女は「上の子は言語能力が低いから言葉の教室に通っているんです」と話していたこともあります。」
引用:週刊文春
このように、夫の仕事が成功後は社長夫人として、高級ブランドに身を包むギャルママとして認知されるようになりました。
明らかに周囲から浮いた存在だったようです。
高級外車に乗れたのも、夫の会社が成功したからです。
週3〜4のペースで飲食店通い|事件直前まで不倫相手と過ごす

男性らとの夜遊びが日課となっていた
竹内容疑者は、9月に入ってから子供たちを休ませつつも、事件直前までいた3軒目の飲食店に週3〜4のペースで通っていました。
竹内は9月1日、幼稚園に「感染症が怖いので、7日から二人を登園させます」と連絡を入れ、子供たちを休ませていたが、
「その一方で、竹内は三軒目に訪れた飲食店に週3〜4日のペースで訪れていたことが分かっています。子供たちを幼稚園に通わせず、夜遊びに興じる日常が明らかになっている。」(前出・捜査関係者)
そんな竹内が頼っていたのは、母と祖母が暮らしている実家だった。
「真理亜ちゃんは日中、子供たちを預けて夕方に迎えに来るんやけど、いつも『また来るからね、ばあちゃん!』と声をかけていたね。」(前出・一家の知人)
引用:週刊文春
また、その後の調べで、3軒目で合流した男性が不倫相手であることもわかりました。
調べによると、3軒目で”不倫相手”である知人男性と合流。明け方まで飲酒した後、一度も車に戻ることなく男性の自宅で過ごしていたことが分かった。駐車場に戻った竹内は、車をわざわざ裏通りの路上に移動させた後に救急車を呼んでいます。
引用:週刊文春
夫「最近は忙しすぎたから…」
「Aは会社を軌道に乗せて、実家を養うために頑張っていた。Aの友達はみんな、真理亜に対して『何してくれてんのや』という気持ち。
葬式は内々で済ませたようで、Aの兄は『(遺体の)顔も見れたもんでなかった』と。
Aは腹立たしい気持ちと悲しい気持ちで『最近は忙しすぎたから…』と話していたみたいです。」
引用:週刊文春
事件に対して、夫のAさんは憔悴しきった様子だったのは間違いありません。悲しい気持ちで、「最近は忙しすぎたから…」と話していたそうです。
すでに葬式は内々で済ませたようですが、夫の友達らも困惑を隠せていないようでした。
今後の捜査の進展が望まれます。