6月8日に高校生が拳銃自殺を行いました。
その後の捜査で、元外務省の父親が拳銃の持ち主だった可能性が浮上しました。
この父親はどういった人物だったのでしょうか?週刊文春により詳しく述べられています。

【高校生拳銃自殺】S&W製リボルバーの持ち主は父親だった…

S&W社製リボルバー:海外公式サイトで854ドルで販売中(イメージ図)
この住宅からは、少年の部屋以外からも拳銃の弾倉や手入れ道具も見つかっており、拳銃などは数年前に病死した元外務省職員の父親が持っていたものとみられている。警視庁は引き続き鑑定を進めている。
引用元:6月17日、AMEBA TIMES
6月8日、高校1年生の少年が拳銃自殺を図りました。
そんな中、拳銃の入手ルートが注目されていましたが、元外務省職員の父親の所有物だったみて捜査が進められているようです。
「母親が119番通報して、息子のA君はすぐに近くの病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認。
頭部には左から右に貫通痕があり、銃を撃った際ににみられる硝煙反応も出ています。
拳銃はスミス&ウェッソン社製の回転式で、残り四発の弾が装填された状態でした。
遺書などは見つかっていないが、警察はA君が自殺したとみて調べています。」(捜査関係者)
引用元:週刊文春 6月18日号
その後の鑑定で、少年からは硝煙反応も出たらしく、S&W社製の拳銃で自殺を図ったのは確定だそうです。
拳銃の持ち主だった父親はどう言った人物だったのでしょうか?
元外務省・父親のプロフィール|病名や大学について
元外務省・父親のプロフィールや脳梗塞となったことなどは以下の週刊文春で詳しく述べられています。
A君は2004年、外務省職員の父と、優しくて美人と評判の母のもとに生まれた。親族の女性が明かす。
『父親は千葉県の高校を卒業後、外務省に入省。職員として働きながら日本大学の夜間部を卒業しました。メキシコやフランスなどの大使館に駐在し、1994年に結婚。
翌年に長女が生まれました。
Aはアルゼンチン大使館に勤務していた時に授かった子で。生まれる直前に帰国し、東京の小平市に洋風のおしゃれな家を構えて暮らし始めました。』
ー中略ー
A君の成長に伴い、一家には暗い影が差し始める。
『Aが8歳の頃、父親は外務省を退職し、個人で運送関係の仕事をするようになった。辞める少し前から、自分の思うように仕事ができないことを愚痴ることも増えていたようです。長女は幼い頃、「お父さんがあまりかまってくれなくて寂しい」とこぼすくらい仕事一筋の父親だっただけに、周囲は心配していました(前出・親族の女性)
16年にはA君の祖父がガンで他界。
葬儀でのA君は泣くわけではなく、黙って大人しく座っていたという。
そして18年に父親が脳梗塞で倒れてしまう。
「一命は取り留めたものの、言語障害が残って仕事ができなくなり、生活は困窮。奥さんがパートに出て生活を支えていました。」(知人)
昨年1月、一家は現在の八王子市に転居したが、直後に父親は他界。
父親の闘病と死は、A君の不登校の時期と重なってくる。
引用元:週刊文春 6月18日号
元外務省・父親のプロフィール
- 名前:不明
- 年齢:不明
- 出身高校:千葉県の高校
- 大学:日本大学の夜間部
- 結婚:1994年
- 子供:長女、A君
- 外務省退職後の仕事:運送関係
- 病名:脳梗塞
A君の父親は、元外務省の職員でした。
高卒で外務省に入省し、仕事をしながら日本大学の夜間部を卒業しました。メキシコやフランスなどの大使館に勤務して、1994年に結婚。
アルゼンチン大使館時代の2004年にA君が誕生。
しかし、2012年ごろに父親が外務省を退職後に歯車が狂い始めます。
退職後は運送関係の仕事を始めたそうですが、2018年に脳梗塞にかかり、言語障害が残りました。
一命は取り留めましたが、直後に他界。同時期にA君も不登校になっていきました。
父親の死が、A君にも少なからず影響していたと考えられます。
まとめ|父親がいつ拳銃を入手したかは今後の捜査次第
今回は、元外務省の父親にまとめてきました。
拳銃の持ち主だったのが元外務省の職員だったことは衝撃ですが、このまま闇に葬られそうな事案です。
外務省の職員が拳銃を所持してたなんて、真相が追求されたらスキャンダルにも発展しかねません。
今後の捜査に期待したいと思います。
