魏巍(ウェイウェイ)死刑囚の生い立ち|共犯の画像と素性も【福岡一家4人殺人事件】

2019年12月26日朝に福岡一家4人殺人事件の魏巍(ウェイウェイ)死刑囚の死刑が執行されました。

事件は2003年に発生したので、16年も経過した中での執行でした。

今回は、魏巍の生い立ちや両親について書いていきます。

【福岡一家4人殺人事件】事件の概要:王亮と楊寧で中国で裁かれた

魏巍(左)、楊寧(中央)、王亮(右)

犯行後に出国した2人

  • 元日本語学校生・王亮(犯行時21、以下同):無期懲役
  • 元私立大学留学生・楊寧(23):死刑(5年に中国で執行)

日本で逮捕されて死刑が執行

  • 元専門学校留学生・魏巍(ウェイウェイ)(23)

2003年6月に、福岡県福岡市で暮らしていた家族4人が中国からの留学生3人に殺害されました。

犯行後に出国して中国公安当局に逮捕されたのは王亮と楊寧の2人。王は無期懲役、楊は2005年に中国がすみやかに執行されました。日本の司法よりも圧倒的に早い対応です。

中国はこの辺りの対応は評価できます。

そして、日本で逮捕された魏巍(ウェイウェイ)は2019年12月26日朝に死刑が執行されました。

福岡一家4人殺人事件の被害者家族の画像

被害にあった松本千加さんの父は2019年12月にNスタのインタビューに対応しました。『許されんよ。死刑になってよかったね』と答えていました。

魏巍(ウェイウェイ)死刑囚の生い立ち|母親の画像も

左:魏巍、右:母親

魏巍(ウェイウェイ)死刑囚の生い立ち

  • 出身は中国河南省
  • 魏巍の実家は工藝品を作る工場を経営
  • 実家は周囲に比べて裕福だった
  • 学業は優秀だった
  • 高校1年でクラスで3人しか選ばれない『三好学生』に選出
  • 高校3年でも『優秀学生』に選出
  • 父親は魏の留学費用15万元(約240万円=当時)を工面
  • 日本では週6でパン工場のアルバイトをしていた
  • 友人などの影響で遊興費がかさみ、中国人留学生を狙った強盗に加担し始めた
  • やがて犯行グループから抜けられなくなった

19年12月24日に死刑が執行された魏巍の中国の母・父がインタビューに答えています。そこで、彼の生い立ちが語れました。

彼は中学・高校では品行方正だったらしく、高校ではクラスで3人しか選ばれない『三好学生』にも選出されています。

また日本が大好きで、両親にも日本語の勉強を勧めるほどでした。

公判を終え福岡地裁を出る魏被告

父親が出してきた魏巍が受賞した賞状

日本留学後に、両親は日本円で70万円を仕送りで送りましたが、パン屋のアルバイトを週6でしていて、「もう金は送らなくていい」と回答しています。

しかし、実際は友人などの影響で遊興費がかさみ、中国人留学生を狙った強盗に加担し始めていました。

その後、犯行グループから抜けられなくなり、福岡一家を襲ったと見られます。

楊寧(中国で死刑)と王亮(無期懲役)の素性

楊寧(左)、王亮(右)

楊寧の素性

  • 出身は中国吉林省
  • 実家は低所得者層で、両親は古びた6階建の団地に住んでいた
  • 父親は月収1000元(約1万六千円)の建設会社の社員
  • 楊寧が留学したのは日本の技術を勉強するため
  • 事件を知った母親は心臓の病を2回発症して通院
  • 両親は中国に帰ってからいい仕事についてほしかった
  • 留学には約160万円かかるので、親戚に多額の借金をして捻出した

犯行グループの1人、楊寧は北九州市内の私立大学に通っていました。事件後に出国しましたが、中国で拘束されて2005年に死刑が執行されています。事件当時、王亮と同居していた福岡市東区のアパートは家宅捜索を受けています。

荷物などはそのままの状態で残されており、後先考えずに逃亡を図ったことが伺えます。

2003年9月にインタビューに答えた父親は以下のように答えています。

まずは中国人として、日本の被害者のご家族に対して、非常に申し訳なく思っています。息子が起こした事件については、記者からの連絡で知りました。それはもう、大変驚きました。

息子が留学したのは、日本の進んだ技術を勉強するためです。それが息子にとっての鍛錬になると思っていました。

中国に帰ってからいい仕事をしてほしいと期待していました。私は月収1000元(約1万6000円=当時、以下同)しかもらっていない建設会社の社員です。

しかし留学には10数万元(160万円以上)かかります。息子のために親戚に多額の借金をし、私の一生を賭ける思いで日本に送り出しました

両親は、魏巍(ウェイウェイ)の実家とは違い、低所得者階級の出身。しかし、父親は子供の頃から楊寧を厳しくしつけて、素直で優しい息子に育てたと言います。

父親は留学費160万円を借金をして捻出し、日本の法律を遵守することを伝えて、日本に送り出しましたが最悪の結果となりました。

一方の王亮(無期懲役)の実家については、誰も接触できました。

王亮の実家の住所にはレンガ造りの低層住宅が並ぶ一角の古い家があるだけで誰もいなかったそうです。王が日本語学校に提出した書類に書かれていた中国の学校に連絡をしたところ、在籍記録がないことがわかりました。

つまり、日本語学校には偽造した書類を提出して、入国していたと見られます。犯行グループのうち、王亮の素性については今もわかっていません。

まとめ

今回は、福岡一家4人殺人事件で、2019年2月26日に死刑が執行された魏巍の生い立ちについてまとめてきました。

中国では成績優秀で通っていましたが、日本留学後におかしくなったことがわかっています。

加わった犯行グループから抜けられなくなり、犯行に及んだと言いますが、ビザが切れても不法滞在を続ける外国人は増加傾向です。

こうした犯罪は今後増えていることが予想されます。

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